捨てる神あれば拾う神あり?~今が幸せならそれでいい
憧れの人
私には何人か憧れの人がいます
憧れというのか尊敬でしょうか
こんな人間になりたいなと思う人です
その中でも
学生時代からずっと好きなアーティストがいます
それは
MISIAです
音楽はもちろんですが
彼女の持つ雰囲気がとても魅力的で好きです
かわいらしいところも大好きです
MISIAの歌にどれだけ救われたことか(T_T)
勝手に心の支えになってもらった時もありました(笑)
今でも
MISIAの曲を聴いたり歌ったりしているので
ポコポコ達は自然と受け入れ
今では
ポコポコ達の心をもノリノリにさせてくれています
それぞれが何か作業をしていても
MISIAの曲がかかると
アメリカのミュージカルのように
リズムをとりながら
次々とみんな集まってきます(笑)
歌いだしたり
手や足でリズムをとって盛り上げたり
コーラスを入れたりと
けっこうウケる(笑)
そして他にも
憧れ?尊敬している人がいます
私の旦那ポコ吉です
この方のこと1番尊敬しているかも
こんな私を受け止めて人生を共にしてくれているのですから
そしてそして
そのポコ吉を育ててくれた
義母・義父です
この方たちは自分の幸せよりも
息子たち(ポコ吉)の幸せを
心から考えてくれている方たちです
親だから当たり前かもしれませんが
どんな時でもそれは変わりません
大失態をしたとしても
感情的になる事はなく
話をちゃんと聞いてくれます
そして
穏やかに諭します
私にとってみれば
この親子
仏のような存在なのです
㊟決して洗脳はされておりません
心が本当にこんな感じです
こんなにも素敵な心を持った親子が
この世の中に存在しているのかと
衝撃を受けたことを思い出します
私がそんな素敵な親子関係に恵まれなかった
ということもあるのかもしれませんが
幼いころからの実父との関係が
今私が抱えている心の問題と深くつながっていると感じています
簡単に言えば
実父に支配されて生きてきました(なんか言い方が怖いですね)
自分の意思を持つことも許されず
世間体を気にして
外面が良く家では暴力・暴言
いわゆる虐待を受けてきました
それが当たり前ではないことや
私は自由に意思を持っていいのだと気づかせてくれたのは
旦那ポコ吉と義母、義父でした
義母の愛情と実父への不信感を抱いた出来事
ポコポコ2号と3号が保育園に通っていた時のこと
いつも通り
私の運転する車で保育園へ向かう途中
追突事故にあいました
横から
ポコポコ達の座っている側に追突され
本当に生きた心地がしませんでした
お互いにけがもなく
ポコポコ達の心も大丈夫そうでよかったのですが
事故を知った時
電話で話した内容が衝撃的で今でも忘れません
義母からの電話
「ポン子ちゃんけがはないの?孫たちもみんな大丈夫?」
無事だと伝えると
「無事でよかった。ポン子ちゃん不安だったでしょう、我が子に怖い思いをさせたと感じて辛かったでしょ。けがもなくてよかったよ」
と。
本当にこれだけなんです!
心配しかしないんです!
子供たちに申し訳ないことをしたという思いが強かった私は
注意を受けるとしか思っておらず…
まさかこんな温かい言葉をかけてもらえるなど思ってもいなくて
涙が止まりませんでした
私が知らないだけで
世の中の親はこれが当たり前なのかもしれませんね・・・
でも義母に出会えてよかったです
実父との電話
第一声「ポン子なんで事故を起こした?」
なんでって言われても・・・
追突されたから防ぎようがなかったんだよ
と思いつつ
無事だと伝えると
「おまえが悪いのか?相手が悪いのか!おまえが悪くないならよかった。でもなんでそんな道を通ったんだ?そんな道を通るからダメなんだ!」
と終始責められ
とても悲しくなりました
孫たちの心配をするわけでもなく(心配しているのかもしれないが)
世間体を気にし
良いか悪いかだけを決めつけ
結局は叱られたり責められる
これまでも
良いことをしても悪いことをしても同じだったのですが
義母たちの優しさを知った私には
もう実父の言葉は辛いものでしかありませんでした
しかし
未だに苦しめられてはいますが
実父のことは嫌いではありません
というより
嫌いになれないのです
家族のために一生懸命働いてきてくれた人ですから
人を笑わせることが好きで優しいところもありますから
でも
いまだに
実家に帰ると
無意識に機嫌をうかがう自分がいるのです
そう簡単に
変わらない自分も嫌なのですが
きっと変わることはないのでいいのです
実父の嫌なところを受け継いでいるであろう私が
なりたくない自分におさらばし
なりたい自分になれるように頑張るのみなのです!
過去は過去
今でも引きずり気味ですが
私には
旦那ポコ吉と義母と義父、ポコポコ達
大切な家族がいます
あとMISIAも!
間接的に心を支えてくれる存在
宝物以外のなにものでもないのです
こんな人間になりたいと思える人たちに出会えて
家族になれて
私の人生捨てたもんじゃないと感じるポン子でした
長々と失礼しました
つれづれなるポン子