マザーコンプレックス
私はマザコン男性が大の苦手でした
母親に依存し
大人になっても甘えている男性の姿は
テレビや映画で見るとゾワッとします
もし自分の夫だったら・・・
と想像をしてしまうと
とても嫌でした
旦那ポコ吉はどちらかというと
あっさり型のマザコン?
ソフトマザコン
とでもいいましょうか
べたべたすることはないのですが
母親とこまめに連絡を取り合ったり
夜遅く帰ると
母親が必ず起きて待っていて
ポコ吉の荷物をもってあげている姿など
付き合っている当初は
義母からのたくさんの愛情表現を
当たり前のように受けていたポコ吉でした
そんな
ソフトマザコンオーラ全開のポコ吉が嫌で
大喧嘩をしたこともありました
後からわかったことなのですが
ポコ吉のそういう対応には
理由があったようなのです
ポコ吉が思春期の時
姉を不慮の事故で亡くし
家族みんなが辛い気持ちを抱える中
それでも必死で家族を支えてくれた母親のことを思うと
姉の分まで
優しくしなくては
愛情を受け止めてあげなくてはと思っていたそうです
そういう隠された理由も知らず
ひどいことを言ってしまったこと
一生の後悔です(いくつもありますひどいポン子)
しかし
ポコ吉はこう言ったんです
これまでは母親のためにと思ってきたけれども
これからはポン子のために生きたい(これだけ聞いたらちょっと怖い(笑))
ポコ吉もこのままではおかしいと思っていたようです
それから
少しずつ変わってくれました
今では
とてもいい親子関係に落ち着いたように思ってみています
たまに義母がスイッチはいる時もありますが
それぐらいはいいんです(*^_^*)
急に私が現れて
心のよりどころがなくなるようで
義母も辛かったことと思います
私も子供をもって
見方が少し変わりました
様々な経験を共にして
歩んできた歴史があって
いろんな思いがあって
親子の関係が作られているんですよね
義母のポコ吉への愛情表現もわからなくもないな
と思えました
いつまでたっても我が子は我が子
もちろん
親離れ子離れしなければいけないときが来ると思いますが
子供を愛し心配する思いは仕方がないと思いますし
親を大切にしたいと思う子供の気持ちもわかりますし
経験しなければ
わからないことがまだまだありますね
表面上のものをみて
あーだこーだ言いがちな私ですが
なぜそのような行動をするのか
ちゃんとそれぞれに理由があって
こちらが否定するようなことではない
ということもありますもんね
相手の気持ちを聞くことって
大切ですね
つれづれなるポン子